アンティークコラージュのがま口バッグを作るよー*その1
こんにちは☆
フレンチアンティークスタイルなバッグ Orange Pekoe(オレンジペコ)です。^^
今日から次の新作バッグの制作過程について記録していきます。
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今回使う布は『パネル柄』
今回使う布はこちら。
古いイラストや切手・手紙やチケットなど、ヴィンテージモチーフを集めてプリントした布です。
数10cm単位の一定間隔で同じ柄を繰り返しプリントしてあり、比較的大きなモチーフが使われているので『パネル柄』と呼んだりします。
色合いもプリントされている素材も好みのものだったのでほぼ即決で購入したんですが、実際に手にして加工しようとするとこれが意外と難しい(笑)
何が難しいのか説明しちゃいますよー。
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『柄取り』って難しい!
ルドゥーテの小花柄のように、小さめの模様がランダムに配置してある布はどこを切り取っても比較的見た目のばらつきがありませんが、柄が大きくなればなるほど「どこを切り取るか」で出来上がったものの印象に大きく影響してきます。
ルドゥーテのComboフラップはとてもわかりやすいサンプルになります。
上2つは小さめの模様がランダムに配置されているので、布をめいっぱい使うことができます。
よく見ると、『生成り』と『ブラック』のフラップは微妙に柄の配置が違うんですが、そこまで違和感は感じないですよね?
対して、下2つは大きな柄なので切り取り方によって見た目の印象が大きく変わります。
布の柄が大きくなればなるほど、完成した後の姿を想像しながら「どの位置に望む柄が配置できるか」を考えながら裁断する必要が出てきます。
「柄取りするので無駄が出ちゃう」というのはコレが理由なんですよねぇ。
使いたいモチーフ部分だけ切り抜くので、布全体にポコポコと穴が空いたようになってしまって、他は使えなくなっちゃうことが多いんです。
『柄取り』についてはトワルドジュイのバッグを制作した時にも書いているので、ぜひご覧になってみてくださいねー。
トワルドジュイのバッグを作るよー*その2
↓ほしいモチーフだけ切り取るとこんな感じになります(笑)
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ジュイは短い間隔に大きめの同じモチーフが並んでいる布なので、「どう切り取るか」さえ決めてしまえば後は淡々と切り抜くだけなんですが、今回の布は長さ84cmごとに布柄が繰り返されるものなので、その中にあるモチーフを使えるのは84cmにつき1回のみ。
例えば、↓写真の赤まる部分のモチーフを使うと、次に同じ柄を使えるのは84cm後ろってことになります。
そして、大きく切り取れば切り取るほど他のモチーフにも干渉するので、そもそも使えないモチーフも出てきます。
「どう切り取るか、これはめっちゃセンスを問われるなぁ・・・(^^;」と、布を広げては眺め、また畳んで。。をここしばらく繰り返していました(笑)
「うーーん」とうなりながら眺めてきた布を、今回裁断してバッグにします。
どんなバッグが出来上がるのか、お楽しみにー。^^
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今日のゆず店長
まだまだ暑い日が続いているけど、そろそろ夏も終わり。
ねこじゃらしも終わりだねぇ。
今日も読んでくださってありがとうございます!
フレンチアンティークスタイルなバッグ Orange Pekoe(オレンジペコ)でした♪
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