合皮(合成皮革)についてのお話

2018-02-26 | Posted in 素材の話Comments Closed 

こんにちは☆
アンティークレースのハンドメイドバッグと雑貨
Orange Pekoe(オレンジペコ)のchirikoです。^^

先日UPした商品紹介の記事に「合皮の持ち手は2~3年で劣化します」と書いたことで、不安に思われている方がいらっしゃるようなので、合皮についてブログにまとめました。
「合皮=品質的にダメ」というわけでは決してなく、本革にはないメリットもあります。

素材の特性を理解した上でご検討いただけると、より安心してお買いものいただけるかと思います。

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合成皮革とは

今日は、『合皮(合成皮革)』についてお話しします。

合皮とは、簡単に言うと「人工的に作った革のような素材」です。
布地などをベースにしてその上に合成樹脂を塗り、表面層のみを天然の革に似せています。

ここで言う合成樹脂とはポリ塩化ビニールやポリウレタン樹脂を指すので、合皮はいわゆる「ビニール製」や「プラスチック製」ということになります。

ちなみに、合成皮革は『フェイクレザー』とも呼ばれていて、ソファや車・バイクのシート、高級ブランドバッグなどにも使われています。

img_9277.jpg

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合成皮革にも種類がある

合皮は、大きく分けて合皮は『PVC』と『PU』の2種類に分かれます。

【PVC】
布地の表面に塩化ビニール樹脂を塗布し、質感を天然皮革に似せた人工素材です。
PVCとは、「ポリ塩化ビニール」を意味する “Polyvinyl Chloride” の略です。
表面はPUより硬く、ツルツルとした肌触りが特徴です。

《メリット》
耐久性が高く汚れに強いので水や中性洗剤で汚れを拭くことができ、メンテナンスが非常に簡単です。
カビやダニの発生が少なく機能性も高い素材です。

《デメリット》
PUレザーと比較すると、通気性・柔軟性・弾力性に劣ります。
また、経年劣化で表面のコーティングが割れるなど傷みやすい素材でもあります。

【PU】
布地の表面にポリウレタン樹脂を塗布し、質感を天然皮革に似せた人工素材です。
PUとは、「ポリウレタン」を意味する “Polyurethane” の略です。
柔らかくもちもちとした肌触りが特徴で、本革に近い見た目と質感があります。

《メリット》
弾力性・柔軟性が高く、PVCに比べると通気性があります。

《デメリット》
大気中に含まれる水分とくっつき合い『加水分解』という現象が発生してしまうため、表面がボロボロになる可能性があります。

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合皮の劣化を防ぐ方法

一般的に、「合皮は、素材が生産されてから2~3年で劣化する」と言われています。

合皮は、使うごとに味わいの出る本革と違い、経年劣化を止める方法はありません。
しかし、使用・保管に気を付けることにより劣化を遅らせることはできます。

1)水分や皮脂汚れは速やかに取り除く。

濡れてしまった場合や汚れがついた場合は、乾拭きで十分ですのでこまめに取り除きましょう。

2)紫外線を避ける。

水分や汚れだけでなく、紫外線も合皮にダメージを与えます。
窓際など直射日光が当たる場所に置くのは避けましょう。

3)温度変化の激しい場所や湿度の高い場所に置かない。

合皮はいわゆる「ビニール製」や「プラスチック製」です。
エアコンの冷気や暖房器具の熱気が当たる場所に長期間置かないようにしましょう。
湿気が多い場所に長時間放置することも避けましょう。

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防水スプレーは使えますか?

「布製のバッグの保護のために防水スプレーをかけたい」とのご質問もいただいています。
バッグ本体へのスプレーは問題ありませんが、持ち手にはかからないようにしてください。
以下は、セメダイン株式会社のサイトより、防水スプレーについて引用したものです。

【PVC】使えないものに「ビニール」の記載があるが、ビニール傘やビニール製のカッパにも使えないか?
ビニール製品は、元々防水効果があります。
また、塩化ビニル(PVC)はアルコールに弱いため防水スプレーをご使用いただけません。
ご使用になられた場合、風合いを損なったり白ムラの原因となります。
【PU】カッパ・アウター等の素材が「ポリウレタン」の場合、防水スプレーを使うとどうなるか?
ポリウレタン(PU)100%のような素材はアルコールに弱いため、風合いや見た目を損なう可能性があります。

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本革と合皮

『耐久性』という面で言うならば、断然、合皮よりも本革の方が上です。
しかし、合皮には『水濡れによる水染みができない』『軽い』『手入れが簡単』『価格が手頃(販売価格に反映されます)』といったメリットもあります。

ハイブランドの中には、動物愛護の見地からなるべく動物性の素材使用は控えようと言う姿勢も有り、合皮を使用している商品があります。(「リアルファーではなく、フェイクファーを使う」というのと同じ理由です)

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オレンジペコでは、「全ての持ち手を合皮に」とは考えていません。
これまで通り、本革の持ち手も使用していく予定です。

合皮を使用している商品には、必ずその旨を記載していますので素材特性をご確認の上でご検討いただけるとうれしいです。

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《参考にさせていただいたサイト》
本革.com
財布メンズクリップ
MODERN DECO
気になるinfo納得ブログ
セメダイン株式会社

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Orange Pekoe(オレンジペコ)のchirikoでした♪

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